金沢の絶対食べたいスイーツ、金箔のかがやきソフトクリーム!
金沢は、金箔工芸品が有名ですが、スイーツで大変話題なのが、金箔が載ったソフトクリーム!その名も「金箔のかがやきソフトクリーム」です。
金箔と言っても、パラパラとかかっているのではなく、どーんと1枚載っているんですよ!
この金箔、とっても薄いもので、厚さわずか「1万分の1ミリ」という、職人技で創り上げられた金箔です。(下の写真のように、光が透けて見えるぐらいの薄さ!)
食べられるのは、観光で有名な「ひがし茶屋街(ちゃやがい)」にある「箔一(はくいち) 東山店」。お値段も、お店の名前にちなんだ891(はくいち)円。
他にも、細かい金箔が降りかけられているソフトクリームもありますが、この迫力には負けてしまいます!この薄ーい金箔を作るには本当に技術が必要で、金塊をある程度機械で薄くしたあとに、箔打ちという工程があり、特殊な紙の間に挟んだ金を機械を使って職人の熟練した感で、さらに薄くしていきます。(下は、元の金塊)
箔一(はくいち)は、金沢でも大きい金箔総合企業で「箔一本店 箔巧館」には総合ミュージアムショップがあり、そこで箔造り体験や箔移し体験をすることもできます。金沢のお土産や記念に、自分でつくった金箔グッズを作るのもいいですね。
ちなみに金沢は、全国の金箔の99%を製造していますが、戦国時代(安土桃山時代)の1593年に、加賀藩の初代藩主・前田利家のもと、加賀や能登で金箔銀箔を始めたのが始まりと言われています。
その後江戸時代には、江戸と京都以外で金箔・銀箔の生産は禁止されたのですが、密かに製造を続け、明治時代には質・量ともに発展、第1次世界大戦で世界最大の産地だったドイツが壊滅状態になると、金沢の箔産業は飛躍的に発展しました。今や、金沢の代表的な伝統工芸のひとつとなっています。
金箔のソフトクリームは、ソフトクリームの部分も濃厚でおいしいと評判!金沢だけでしか味わえない金箔の乗ったソフトクリーム。一期一会と思って食べる価値は、充分にありそうです!
<箔一(はくいち) 東山店>
石川県金沢市東山 1-15-4
076-253-0891
年中無休 9時~18時まで
★ひがし茶屋街(ちゃやがい)は食べ歩き禁止なので、店内にある和風茶屋風スペースで、いただきます。
<箔一本店 箔巧館>
石川県金沢市森戸2丁目1-1
076-240-8911
1月1日以外は年中無休 9時~18時まで